【投書欄】産経新聞(平成24年10月24日)


11月3日は「明治」をしのぶ日に(警備員 林 雄毅 35)

先日、小学高3年の娘に「11月3日は何の日」と聞かれた。「文化の日だよ」と答え、さらに「かつては明治節と呼ばれていて、明治天皇のお誕生日だつたんだ」と、付け加えたところ、娘は半分くらい理解したようだった。
本来、この日は明治天皇とともに歩んだ明治という時代を追憶するために昭和2年、「明治節」として制定された祝日で、それが戦後、文化の日と名称が変更された。
しかし、文化の日という名称では本来の祝日の意義を理解することはできないと思う。あまりに抽象的だからだ。
平成19年に多くの国民の請願を受けて、「みどりの日」が「昭和の日」に変更された例がある。
明治天皇をはじめとされる明治に生きた人びとの苦労、努力、そして栄光を次世代に語り継ぎ、顕彰するためにも11月3日を「明治の日」に改めてはどうだろうか。(神奈川県鎌倉市)
産経談話室欄241024